―今回の『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ！』ですが、みなさんが思う注目ポイントはどこでしょうか？
菱川：
「いつもの楽しいゆいちゃんたちが出てくるので、テレビアニメと同じようにいつもどおり、楽しく観ていただければと思います！」
茅野：
「実は、台本の段階でウルウル来ちゃいました。わたしも完成した映画は観られていないので、映画館に行くまで取っておきたい気持ちでいるのですが、台本だけで感動したシーンがどういう風になっているのか楽しみです！」
井口：
「全体的には今回登場する＜ドリーミア＞の園長、ケットシーを中心に巻き起きる映画ならではのお話ですね。子どもはもちろん、大人も楽しめて、大人のほうがいろいろ考えちゃうストーリーに注目です！」
清水：
「戦闘シーンがすごいです。今回アクションが本当に激しくて、カット割りや画面の迫力にはわたしも興奮したので、楽しみにしてください。」
―全編見どころだと思いますが、思い入れがあるシーンはどこですか？
菱川：
「ゆいちゃんには思い入れがありすぎて、クライマックスは何度も録り直しをしたので、特に思い入れがあります。心を込めたので、みなさんの心にもジワッと染み入るような気持ちになってくれたらうれしいです！」
清水：
「今回のキュアスパイシーとここねの見どころとしては、最初のお子さまランチのテーマパーク＜ドリーミア＞でのシーンと、人の姿になるパムパムとハグするシーンがあるので、そこでしょうか。ここねはかわいいものを見ると短く「かわいい…」と言うのですが、その言葉にいつもここねが出ていると思っているので、そこは心を込めて演じました。」
井口：
「キュアヤムヤムの見どころで言うと、みんなでお子さまランチのテーマパークである＜ドリーミア＞に行って、みんなと楽しむことが大好きならんらんが、はしゃいで食リポをしているシーンが、とてもらんらんらしいなと思いました。個人的にも思わずクスリと笑ってしまうようなコミカルな感じで演じられたらいいなと思っていたので、そこはポイントです！」
茅野：
「あまねとキュアフィナーレのシーンでは、ジェットコースターに乗っているシーンですかね。ちょっと予想外の表情を見せたりしていたので（笑）。アフレコの時にも何パターンか録って楽しかったのですが、あるパターンではゾンビパターンも録っていたり、どれが採用されているかはわからないのですが、いつもの落ち着いたあまねとは違う表情も注目です。」
―キャラクターを演じる上で一番大切にしていたことは何ですか？
菱川：
「この映画はたった一日だけの出来事なのですが、ゆいちゃんにとってはとても大きな一日になります。この映画ではテレビアニメではなかった考え方をゆいちゃんがするので、今までのゆいちゃん像を壊しながら、そのお芝居の構築が難しかったです。全身全霊で挑みましたので、いつもとは違う表情を観ていただければうれしいですね。」
清水：
「みんなで収録したのですが、4人でひとりというか、4人で心をひとつにして同じ方向にお芝居を向けていました。たとえばみんなで気持ちをひとつにしてケットシーに語りかけるシーンでは、自分だけが前に出るのではなく、全体を見渡しているような感じです。ほかの3人の気持ちをおもんぱかって、みんなは今どう考えているのかなと思いながら、アフレコに臨みました。」
井口：
「プリキュアは子どもたちの夢であり、あこがれの存在だと思うんですよね。特に今回のストーリーは夢を諦めない、いくつになっても夢を持っていいし、誰かに遠慮なく頼っていいというメッセージもつまっていると思うので、子どもたちがなりたいと思うようなカッコよくて、優しくて、気持ちをひとつに前を向けて、身近にいたらいいなと思ってもらえるような女の子を演じられるように心がけていました。」
茅野：
「今回は誰でもヒーローになれるというメッセージも描かれていると思うのですが、やっぱりプリキュアという存在は子どもたちにとってあこがれであり、ヒーローであると思うので、子どもたちは映画館でヒーローを応援するものだと思うんですよね。なので応援したくなるようなフィナーレ、あまねちゃんでいたいなと思って演じました。あとはわたしも4人だけでなく、みんなで心ひとつにして演じましたね。」
―今回の映画オリジナルキャラクターの＜ドリーミア＞の園長・ケットシーは、花江夏樹さんが演じていますよね。
菱川：
「花江さんと一緒に収録したのですが、小さい頃のケットシーとゆいちゃんのシーンは、とても苦戦しました。ゆいちゃんたちの内面表現や技術的な面など何回も録り直しをしたのですが、花江さんに一度「子どもの頃の声はどうやって出すのですか？」と聞いたら、「僕は幼稚園の頃を思い出しています」と言われて、「えっ！？」と返事をしたら「冗談です！」と言われて（笑）。結局教えてもらえなかったので、次にお会いする時は子どもの頃のお芝居の仕方を教えてもらいます（笑）。」
清水：
「イラストを最初に観た時にかわいらしいキャラクターが登場するんだなと思いましたが、台本を読んだらおやおやと（笑）。4人でアフレコをしていた時にイヤホンから花江さんの声が聞こえてきて、その熱量がすごかったんです。突き動かされるようなエネルギーを感じて、早く観たいなと思いました。本当に素敵なキャラクターだと思います。」
井口：
「かわいいですよね。もふもふで大きくて、思わず抱きしめたくなるような、子どもたちが絶対好きになるキャラクターです。大人でも家にあれだけ大きなケットシーのぬいぐるみがあったらいいなと思う見た目なのですが、花江さんが声を担当するということで、ただただかわいいだけでなく、演技力が必要なキャラクターだと思いました。」
茅野：
「花江さんが前にコメントでお子さんたちと映画を観に行きたいと言われていたので、ふわっと温かい気持ちになりました。後ろからその様子をみんなで観ていたいなと思いましたが、お子さんたちもみんなケットシーが好きになって帰るのだろうなと妄想を膨らませてしまいました（笑）。かわいいだけじゃなく、いろいろな気持ちが出てくると思います。」
―みなさんの映画館でのこわだりの楽しみ方を教えてください。
菱川：
「映画館では映画をひとりで観るんです。ひとりで観て、感受性を爆発させて、「よかったー！」って帰り道に感傷に浸ることが大好きなので、ひとりで席に座って観てじんわりしています。後は感想はメモにしてまとめています。なので、ひとりで観ることがこだわりです！」
清水：
「わたしもひとりで観ますね。フラッと行って。わたしは入りやすく出やすいところの席がいいので、端のほうか、やや真ん中寄りに座ります。だいたいアイスコーヒーとキャラメルポップコーンを絶対買って観ています。必ず予告編からエンドロールまで立たないですね（笑）。」
井口：
「わたしは塩系のポップコーンを買います。できれば飲みものは、メロンソーダ。席は真ん中のほうで観ますね。前か後ろ通路みたいなところですね。後はできれば阿澄佳奈とか親しい人と一緒に行きます（笑）。終わった後に質問できるように友だちと一緒に行く派です。」
茅野：
「席は一番後ろが好きですね。エンドロールが終わった後に明るくなる瞬間が好きで、終わったあとの余韻が好きなんだと思います。それを後ろで眺めて、ある程度お客さんが出て行った後に帰るのが好きです。ちょっとマニアックな楽しみ方をしていますね（笑）。」
―最後に一言メッセージをお願いいたします。
菱川：
「去年プリキュアの映画を観に行った時にプリキュアのかっこうをしている子どもたちがたくさんいて、それを見て感激したんです。もしも今回の映画でこの光景が観られたら最高だと思うので、ようやく一年経って期待しています！絶対、初日にひとりで観に行きます！」
茅野：
「今回、お得だなと思うのが、映画館にも行けますし、テーマパークにも行った気持ちになれる楽しい映画になっていると思います。入場者プレゼントの＜ドリーミアリング＞を手に入れていただいて、コメコメをピカピカ光らせてプリキュアを応援していただければと思います！」
井口：
「本当にかわいい、かっこいい、わくわくがつまった映画になっていますので、楽しみにしていただきたいですね。映画ならではの壮大なストーリーと、プリキュアの映画だけの技・変身シーンなど見どころ盛りだくさんなので、ぜひご期待ください！」
清水：
「わたしも観に行きます！同じく子どもたちが楽しんでいる姿を昨年見まして感動しました。大きなスクリーンでプリキュアが観られることと、大人も子どもも楽しめる作品ですので、ぜひご家族で何度でも楽しんでいただければと思います！」
