―『劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ~怪盗からの挑戦! ラブでパパッとタイホせよ!~』(近日公開)も、ドラマシリーズに続いて三池崇史監督が演出をされていますが、監督に言われたことで印象に残っていることはありますか?
山口:
「私は棒立ちになってしまうことが多くて、自然な立ち方を教えていただいたり、驚いた顔をする時に『口をちょっと開けて、目を見開いて』と表情の変化に関するアドバイスをいただいたりしました」
山下:
「三池監督は少し大袈裟に演じてくださるなど分かりやすく伝えてくださるので、とても演じやすかったです」
杉浦:
「私は、相手役の人がセリフを言っている時に最初のうちは表情が何も変わっていなかったんです。それで『気持ちが変わるごとに表情も普通は変わると思うので、そこを意識するように』というアドバイスをいただきました」
渡辺:
「私も棒立ちになってしまった時に、三池監督から『人はあまり棒立ちにならないよね』って言われて。それで、構えている態勢を取ってみたり、足をちょっと開いてみたりして、棒立ちにならないように意識してやりました」
―今回の劇場版でも歌やダンスのシーンがたくさん登場しますが、歌とダンスで心がけていることは?
渡辺:
ダンスを踊っている時はすごく楽しいので、それが伝わるように常に笑顔を忘れないように意識しています」
山下:
「劇場版のダンスシーンは寒い時に撮影したものもあったので、その時は表情が固まらないように気をつけました(笑)」
山口:
「戦士服でもキレッキレに踊れるように頑張りました!」
杉浦:
「戦士服でも楽しさが観ている人に伝わるように、けっこう大きめの動きでダンスをしました」
―劇場版のオススメのシーンを教えてください。
渡辺:
「私の演じたツバサが、『全集中!ラブの呼吸!』のセリフでケーキを切って食べてしまうところが楽しいと思います。その後の、ツバサをすごくシュールな目で見ながら“『ツバサの刃』?”って言う時のコハナ(山下)の顔も面白いし、個人的にすごく好きなので、そのふたつをセットで観てほしいです(笑)」
山下:
「(笑)。あの“『ツバサの刃』?”って言う時のイントネーションが難しかった。『語尾を上げるのではなく、下げる感じで』って言われながら何回か撮ったんですけど、完成した作品を観たらいい感じで繋がっていました(笑)」
山口:
「私は“ラブパト”の4人がお宝の“ラブダイヤモンド”を奪った敵を追いかけていって、戦うシーンですね。必死に走っているし、敵からの臭い靴下攻撃にも負けず頑張っているので、そこに注目してほしいです!」
杉浦:
「私たちが冒頭の薄暗い倉庫で逮捕されて、警察官なのに護送車に乗せられて檻に入れられちゃう、あの一連の流れは面白いのでオススメです。檻なのに、中には可愛い棚やペン、おもちゃがいっぱい置いてあるから、そこも観てください」
山口:
「私はファントミラージュのみなさんと一緒に決めポーズをとるところもすごく印象に残っているので、そこも観てほしいです!」
渡辺:
「記者会見のシーンで、私たちが国際警察の愛川警部を演じられた加藤清史郎さんと、シンゴ署長を演じられた柳沢慎吾さんと『オーマイガー!』という振りをやるところも面白いですよ(笑)」