―9/4より「映画 きかんしゃトーマス チャオ! とんでうたってディスカバリー!!」が公開となります。まずはそれぞれ、「きかんしゃトーマス」との出会いを教えていただけますか?
田村:
「周りの友達に子どもが出来始めた頃から、男の子に絶対に喜んでもらえる“鉄板プレゼント”としてグッズに出会いました」
川島:
「僕も自分が親になってからですね。2歳の娘がほんまに大好きで、娘に気に入られたくて僕も観るようになりました。今では家族みんなでハマっています」
山口:
「私は、今8歳になる息子きっかけです。息子は、トーマスのおもちゃがあれば機嫌が良くなるくらい好きでした。私自身は“え、電車が喋っちゃうの?”とシュールな世界に衝撃を受けましたが(笑)」
―ご自身の子どもたちとトーマスの関係は、どんな感じですか!?
川島:
「寝る前にトーマスを10分だけ見るのがお決まりで、あまりに眠そうなときは“今日は5分だけにしよう”と言うのですが、暫く間を開けて“7分!”と交渉して来るくらい好きです(笑)。<寝る=トーマス>という言葉になっているくらい」
田村:
「うちは、奥さんのお姉さんの子どもと併せて4人で、競争し合うように夢中になっています。子ども同士で“負けたくない”気持ちがあるので、見ているときの集中力もハンパない。顔のちょっとした表情の変化まで見ているので、キャラクターそれぞれの個性や感情がどう動くのかなども自然と勉強し、すごく吸収している感じがしますね」
山口:
「それぞれのキャラクターがしっかりしていて、敵と味方、悪者とヒーロー、という分け方ではないですよね。みんなそれぞれ人間臭いようなところがあるのがいいんですよね」
―3人は、トーマスが仕事で行くイタリアで出会う機関車を演じていますが、簡単にキャラクターを紹介してください。
山口:
「私が演じるジーナは、自分の国イタリアが大好きで、自分の仕事にも誇りを持っている女の子です。イタリアの素晴らしさをトーマスにも、そして観ている方にも教える役でもあります。ジーナは早口なので、大変でした!」
川島:
「ロレンツォは、台詞“1”に対して“9”は歌っているくらい、歌うことが大好き。自分のミスを認められず、“助けさせてあげるよ”と言うプライドの高い奴で。普段、僕は腰が低いのでストレス発散できました(笑)」
田村:
「ほんま川島君のところはミュージカルだよね。僕はその歌の相棒で、ロレンツォの腰巾着みたいなお調子者の客車ベッペを演じました」
―イタリアに来たトーマスは、いつも以上に元気で、“僕も出来る!”“僕も知ってる!”とグイグイ行動しますよね?
川島:
「初めての場所なのに、カーブをガンガン行きますよね。すごい好奇心旺盛だな、と。でもその好奇心がなかったら我々の出番がなくなるので、トーマスの好奇心に救われました(笑)」
田村:
「“入っちゃいけないところだから、入るのやめよう”と帰られたら、我々は“幻”のままでしたから」
山口:
「きっとトーマスはイタリアに来て、カッコイイところを見せたい、友達も頑張っているから僕も頑張れる、と張り切ったんでしょうね。そういうことをジーナは分かっていて、心配しながら可愛いな、とトーマスの成長を見守っている感じがしました」
田村:
「前半と後半とで舞台が分かれて子供が夢中になれる工夫をしていたり、いろんな作り手の工夫も知れたりして楽しかったです」
山口:
「作品への期待と、自分の声への不安とありますが……」
川島:
「僕たちも劇場で観るのを、すごく楽しみにしています!」