―女の子向け特撮ドラマの映画化、5/1から公開の「劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~」が完成しました。映画もテレビから引き続き三池崇史監督だそうですね。
石井:
「映画『クローズZERO』など怖いイメージの作品が多いので、最初はどうなるのかなと思いましたが、とても楽しくできました」
菱田:
「最初は厳しくて怖いイメージがありましたが、関西出身というのもあってかギャグを言ってくれたりして面白いし、現場もいい雰囲気でした」
原田:
「監督が笑わせてくれて、緊張を和ませてくれるので、すごく楽しかったです」
山口:
「私も怖い方かと思いましたが、実際はすごく優しく穏やかな監督でした。緊張していると『大丈夫だよ』と声を掛けてくださって。色んなアドバイスをいただきました」
―具体的には、どんなアドバイスや演出を受けたのでしょうか。
山口:
「私は、ドラマ『ファントミラージュ!』が初演技で、役に入り込めなくて、サキという役にも山口綺羅を全面に出していたんです。そうしたら監督から、“サキという役に入り込んだ方がちょっと変わってミーハーに見えるし、観ている人が面白いと感じる”と言われたんです。同時に“自分とサキという役、2人を表現できるのは、すごくいいことだから”と言われたのが印象的でした」
菱田:
「映画で台詞を言ってから走り出すシーンがあったのですが、“自然じゃない、もう少しこうして”など、実際に監督がやって見せてくれました。それで、こういう感じなのかな、というのが分かってきました」
原田:
「私は、忍者の構えのシーンなど、やったことのない動きについてアドバイスをたくさんもらいました。お手本も見せてくれるし、すごく分かりやすく教えてくれました」
石井:
「大根を割りながら変顔をするシーンなど、“恥ずかしい”と感じるシーンがいくつかあったのですが、“振り切ってやった方がいい演技が出来るよ”とアドバイスをもらってがんばりました。黒沢ピヨシ役の中尾明慶さんの演技を見て、“あれくらい振り切ってやると迫力が出るんだ”と、その大事さにも気づかされました」
―それぞれのキャラクターの“キメ台詞”が印象的です。どんな時、どんな風に、例えば日常でもそのキメ台詞を使ったりしますか。
菱田:
「ココミの“私のハート、ファンファンしている!”はテンションが上がったり、嬉しい時に言ったりする台詞です。普段も可愛いものを見つけた時など、“ファンファンしてる!”という感じで使っています。私のテンションが高い時は、みんなから“ファンファンしているの?”と言われたりもします(笑)」
山口:
「サキの“完全に始まってる!”は、“それ、いいね”のように使うことが多い台詞です。ファントミがスタンプになっているので、LINEを送るときに、“いいね~”という意味合いで使っています」
原田:
「ヨツバのキメ台詞“守りたい、大切な人を!”は、分かりやすくストレート過ぎて普段使いはあまりできませんが…実はヨツバが『ファントミラージュ』に入りたかった動機“妹を守りたい”と重なっているんです」
石井:
「セイラの“ファントミ的にアリ!”も“いいね”という意味合いでLINEスタンプ使ったりしています!」