―ファン待望作の『劇場版 ゆうとくんがいく』ですが、どういう作品に仕上がりましたか?
もともとは1分×26話の短編で、放送時、とても好評を博しました。その過程で今度は映画化しようという声が強くなっていって、今回、53分という長編アニメーションとして新たにお届けすることになりました。『劇場版 ゆうとくんがいく』は、物語としてとても良く出来ています。キッズにとって、非常にわかりやすい作品になったなあと思っています。
―長友佑都選手がモデルの主人公が活躍するストーリーは、どうやって決めていますか?
長友選手とテーマなどを直接お話しさせていただいて、次に映画にするにあたって方向性などを確認し合いました。そもそも「ゆうとくんがいく」は本質的な部分で長友選手と紐付いているキャラクターなので、劇場版でもそこをストレートに扱いたかった。もちろん、オリジナルのストーリーと世界観なので、それに見合った物語を作るということ、ですね。
―長友選手は監修担当ということですが、思いのほか作品に直接関わっているわけですね。
そうです。アニメーションのキャラクターそのものも、長友選手が最終的に決めています。我々が作ったキャラクターのサンプルを何種類かご用意して、本人が「コレ!」と決めています(笑)。ただ、最近ヘアスタイルがちょっと変わってしまったので、びっくりはしましたが(笑)。