THE VOICE|『ウィキッド ふたりの魔女』【「日本語吹替版キャスト舞台挨拶」】

SPECIAL INTERVIEW

映画にかける思い

映画業界に関わる著名人の方々に、様々な角度やテーマで映画にまつわるお話をまとめました。

『ウィキッド ふたりの魔女』
日本語吹替版キャスト舞台挨拶

『ウィキッド ふたりの魔女』

不朽のミュージカルとして20年以上愛され続ける「ウィキッド」が待望の映画化! 音楽と魔法が彩る感動のエンターテインメント超大作『ウィキッド ふたりの魔女』の大ヒットを記念して、日本版豪華キャスト&スタッフ陣が集結した舞台挨拶が盛大に開催! ジョン・M・チュウ監督からのサプライズメッセージも飛び出したイベントをレポートします!

豪華出席者は、まだ本当の強さを知らない、後の“悪い魔女”エルファバ(シンシア・エリヴォ)役の高畑充希さん、まだ本当の優しさを知らない、後の“善い魔女”グリンダ(アリアナ・グランデ)役の清水美依紗さん、ウィンキー国の王子、フィエロ(ジョナサン・ベイリー)役の海宝直人さん、グリンダに好意を寄せているボック(イーサン・スレイター)役の入野自由さん、グリンダの友人でファニーの相棒のシェンシェン(ブロンウィン・ジェームズ)役のゆりやんレトリィバァさん、シズ大学で歴史学を教えるヤギのディラモンド教授(ピーター・ディンクレイジ)役の山寺宏一さん、エメラルドシティでエルファバやグリンダを誘う語り手役の吹替を務めた武内駿輔さん、さらに日本語吹替版の台詞演出を務めた三間雅文さんが登壇! 作品の見どころなどを大いに語りました!

『ウィキッド ふたりの魔女』

まずは大きな拍手を受けながら登壇した、日本語吹替版の豪華キャスト&スタッフ陣。エルファバ役の吹替を務めた高畑さんは、「どんどんウィキッドの輪が広がっているのを体感出来て、とてもうれしい気持ちです!」と、大ヒットを実感している様子でした。

『ウィキッド ふたりの魔女』

グリンダ役の吹替を務めた清水さんは、「日本中がウィキッドに染まっているなと実感しています。これからもこの作品が届いていくんだと思うと楽しみで仕方がありません」と、同じく喜びをコメントしました。

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フィエロ役の吹替を務めた海宝さんは、「僕の人生の中でも大切なウィキッドを、こうして皆様と楽しめる幸せを日々かみしめております」と、自身にとっても大切な作品に参加出来た喜びをコメント。

『ウィキッド ふたりの魔女』

ボック役の吹替を務めた入野さんは、「出演者としてもファンとしてもウィキッドを観ることが出来て。そしてファンの方々とウィキッドの素晴らしさをシェアできることをとてもうれしく思っています」とコメント。

『ウィキッド ふたりの魔女』

そして、シェンシェン役の吹替を務めたゆりやんレトリィバァさんは、「ゆりやんレトリィバァこと人間です。この度はウィキッドの仲間にさせていただきありがとうございます」と笑いを誘い、

『ウィキッド ふたりの魔女』

ヤギのディラモンド教授役の山寺さんも負けじと「メェ~! ディラモンド教授の声を演じましたヤギ寺宏一です」と続いて会場を沸かせました。

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また、エメラルドシティでエルファバやグリンダを誘う語り手役の吹替を務めた武内さんは、「今日は本編の出演時間よりも長いトークをさせていただけるなと胸に秘めながらご一緒させていただきます(笑)」と語り、

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さらに日本語吹替版の台詞演出を務めた三間さんは、「こういった機会はあまりないのでド緊張しております(笑)」とあいさつしました。

『ウィキッド ふたりの魔女』

初週末3日間の興行成績が2024年以降に公開された洋画実写作品としてNo.1のオープニング成績となった本作。公開から10日ほどで興行収入10億円を突破するなど大ヒットを記録している本作だが、周囲の反響を聞かれた高畑さんは、「泣きすぎてどうしていいか分からなかったという連絡が届いたり、字幕と吹替の両方を繰り返し観てくださっている方がいらして、とてもうれしいです」とコメント。


清水さんも、「わたしも(観る回数を)重ねていくうちに受け取り方が変わっていくことがあったので、本当に何度も観たくなるような作品なんだなと感じております」とコメントしました。

『ウィキッド ふたりの魔女』

海宝さんは、「普段観に来てくださっているファンの方々や、同じ役者仲間も本作を観て、感動して興奮しています。映画だとリーズナブルな価格だから10回以上観られますよね! 本当にみなさんに楽しんでいただけているんだなと日々実感しております!」と語りました。


そして、先日まで開催されていた衣装展にも足を運び、映画館で吹替版を鑑賞したという入野さんは、「普段自分が吹替えた作品を劇場で観ることは中々ないのですが、『ウィキッド』は元々好きだったので観に行きました。こだわりが随所に見られる吹替作品でした!」と熱く語りました。

『ウィキッド ふたりの魔女』

日本語吹替版の台詞演出を務めた三間さんはアフレコ時のこだわりについて、「山寺さんのガリンダが、なぜグリンダになるかというところです」と答えると、山寺さんは「そこですか(笑)!」というツッコミが入る一幕も。山寺さんは、「とにかくオリジナルの良さをなるべく損なわないように、ピーター・ディンクレイジさんが演じたニュアンスを歌でも台詞でも出そうと思いました」と意識したことについて明かしました。


そして武内さんは、「僕の場合は別日に収録したのですが、感情の流れを切らさないように、収録がない日でも維持しようと意識しました」と収録時のエピソードを披露していました。

『ウィキッド ふたりの魔女』

最後は大ヒットを祝して、グリーンとピンクで彩られたウィキッドカラーの特製くす玉が登場! 「『ウィキッド ふたりの魔女』大ヒット!」の掛け声でくす玉を勢いよく割ると、<祝・大ヒット‼><早くも10億円突破>とそれぞれ書かれた垂れ幕と共に入っていたのは、「スクリーンをご覧ください」と書かれたカード。ほどなくスクリーンには、本作のジョン・M・チュウ監督からのサプライズメッセージ映像が流れました。


監督は、「日本で大ヒットして本当にうれしいです。吹替キャストのみなさんにも感謝しており、才能あふれるみなさんとご一緒できたことを光栄に思います。後編も公開予定なので、それまでは『ウィキッド ふたりの魔女』をたくさん観てね。日本のみなさんありがとう!」と日本語吹替版キャストへの感謝とお祝いの言葉を贈りました。

『ウィキッド ふたりの魔女』

ジャパンプレミアで監督と会った高畑さんは、「来日されたみなさまが本当に超いい人で、3人の団結にわたしたちもすごく力をもらったので、こうしてコメントをもらえてうれしいです」と言い、清水さんも、「チュウ監督からの直接のコメントがうれしすぎて…また日本に来てくれたらうれしいなと思いました」とそれぞれ興奮気味に感謝を述べました。

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そして、大ヒットを記録している本作について海宝さんは、「歴史的な作品をこの映画館の音響で観てほしいと思いますし、何度観てもいろんな発見があるので映画館に足を運んで体感してほしいと思います!」と語り、ゆりやんさんは英語で感謝を述べ会場の笑いを誘い、イベントは閉幕。日本版豪華キャスト&スタッフ陣の感謝の想いあふれる、温かなイベントとなりました!

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公開情報

映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、全国のイオンシネマで公開中です。
© Universal Studios. All Rights Reserved.

取材・構成/鴇田 崇

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