― 中条さんが演じたニノも、志尊さんが演じたユズも、小関さんが演じたモモも、みな小さな頃から変わらぬ思いを自分の中に抱いています。みなさんも昔から変わらないもの、大切にしているものは何かありますか?
中条:
私は家族との時間かな。小さな頃からみんなでキャンプに行ったり旅行が好きな家族だったので、いまだに家族で何かをするのが好き。それは昔から変わらないし、これからも大切にしたいです
志尊:
僕も一緒で、友達や家族と一緒に居る時は、ぶれずに普段の自分があると思う。兄弟で動画を撮り合って遊んだり、ずーっとふざけている(笑)。社会に出ると責任を持たなければならなかったり、仕事の悩みも色々あるけれど、普段の自分はブレず変わらずです
小関:
僕が変わらず忘れないようにしているのは、ワクワク感! 仕事にしても何をするにしても、ワクワクできないとやりたくならないので、常にどこかしらワクワクを探すようにしています
― 確かに子供時代は、起きた瞬間に何かワクワクしていましたよね。
小関:
小さなアリが歩いてる~、よし、僕も頑張ろう~みたいな
中条:
あ、タンポポが咲いている~と、それだけでテンションが上がったね!
小関:
そうそう、綿毛が飛んでる~!! いつか僕も羽ばたけるかな、とか
志尊:
根っからのロマンチストだな(笑)
小関:
それがワクワク感に繋がっていくからね(笑)
― みなを魅了する歌声を持つニノ、ユズやモモは素晴らしい作曲の才があり、3人共に「天才」でもあります。同世代の俳優として、互いを“ここ天才的!”と感じた点はありますか?
小関:
志尊ちゃん、器用過ぎる! ギターやピアノをすぐ弾けるようになったのもそうだけれど、天才的な時間の使い方であり、天才的な自分との戦い方をしているなぁ、と。だって、先日も舞台を観に行ったのですが、それがもう素晴らしくて。でも計算してみたら、寝る時間がないハズで
中条:
うん、本当に器用だよね!!
志尊:
いやいや、裕太には“器用”という言葉をお返しします。中学から互いを知っていて、1度ライバルの役で共演したことがあったんですよ。その時も、僕が半年くらい練習してできるようになったバク転を、裕太は1か月くらいで出来ちゃってビックリしました。身長も抜かれていったしな(笑)。でも感性的なものも天才だな、と思う
中条:
確かにロマンチストなのも、感性の鋭さから来ているのかもね。色々なものをキャッチできるのも器用だな、と思うし。普通なら自分のことで一杯一杯のはずなのに、今回、私がどうしようと悩んでいたときに、“ここはこうした方がいいと思うよ”と言ってくれたり、色々な人のことを見ていて。2人は違う器用さがあるな、と思ったよ
小関:
あやみちゃんはもう、歌声一つとっても、鳥肌が立つほどの天才! 映画の途中で握手して欲しくなっちゃったもん(笑)
志尊:
うん、あやみちゃんは存在自体が天才的だよね! だってこんなに可愛いのに、人柄がすごいいい。一切飾らずに、開放感に満ちている。人を惹きつける力がある
小関:
誰でも好きになっちゃいますよ。小さなアリでも好きになっちゃうよ(笑)
志尊:
みんなに言いたいよね、うちの中条をよろしくお願いします!って(笑)