思い出の詰まった映画館で
お客さまに向き合う日々
劇場マネージャー
好きな映画:スタンド・バイ・ミー、バーレスク
なんども通った劇場で
お客さまをお迎えする立場に
幼い頃から「家族で映画を観に行くときはイオンシネマ」と決まっているほど、当社の劇場は身近な存在でした。現在はその通い慣れた劇場に配属され、ふしぎな巡り合わせを感じています。仕事をするうえで求められるのは、チームワークです。学生時代はバスケットボールに打ち込んでいたのですが、プレーを通して培われた周りを見る力が今でも役立っています。現在はポップコーンやドリンクを提供するコンセッションに関わる業務を担当しており、新作の準備や在庫の管理、定期的にヘルプとして現場に立ちスタッフの動きをチェックするのが主な仕事です。やりがいを感じるのは、やはりお客さまの笑顔に出会えた瞬間ですね。人気作の公開時、劇中に登場するキャラクターがあしらわれたオリジナルのポップコーンをお子さんに手渡す機会があったのですが、とても喜んでいただいたのは嬉しかったです。
先輩の背中を見て
後輩と心を通わせる
入社して半年間は研修があり、先輩方に手厚く指導してもらえます。わからないことがあればすぐに聞ける環境が整っているので、心配はなかったです。とはいえ後輩も入社し、もはやまったくの新人とは言えないので、自分で判断しなければならない場面も増えてきました。1年目の頃とは責任の重さが変わったと感じています。1から10まで教わる機会が少なくなったからこそ、意識しているのは先輩の動きをしっかりと見ること。どうすれば効率よく仕事ができるか、背中を見て日々学んでいます。一方、後輩やアルバイトのスタッフと働くうえで心がけているのは、コミュニケーションをとること。経験上、聞きやすい環境であるほど働きやすいと思うからです。できるかぎり話しかけやすい環境をつくるために、仕事の話はもちろん、ランチについてや私自身の趣味に関する話題など、些細な会話を大切にしています。
物語の世界に没入する体験を
さまざまな方に届けたい
接客するうえでだいじにしているのは、お客さまに寄り添うことです。最近はマスクの着用により表情が読み取りづらいので、すこしでも想いが伝わるように、眉や目線の動かし方一つにも気を配るようにしています。これから挑戦したいことはたくさんありますが、イベントが好きなため、ドライブインシアターをはじめとする劇場を飛び出した企画に携わってみたいです。魅力的だと感じた作品を劇場で上映し、お客さまに届けることにも興味があります。私より若い世代の方は、映画館で作品を観るという経験がそもそも少ないといった話も聞きますが、劇場で物語の世界に没入する体験を一度味わってもらえれば、その価値をご理解いただけると思います。そのためには、まずはどのようにしたら映画館に足を運んでいただけるかを考えなければなりません。さまざまな方に映画と映画館の魅力が伝わるように、これからも頑張っていきたいです。
1日のスケジュール
■朝番勤務時の一例
- 8:00
- 出社/オープン準備
- 9:00
- 現場ヘルプ、メール確認
- 10:00
- ウィークリー校正/ポスター・印刷対応
- 12:30
- 休憩
- 13:30
- 勤怠スケジュール・実績確認
- 14:30
- マネージャー定例業務
- 15:30
- 新商品(フード)準備/ポスター変更表作成
- 17:00
- 退社
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